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徹底比較☆スチールワイヤーシェルフ
エレクター・ルミナスラック・メタルラックetc

エレクター ルミナスラック メタルラック

「ホームエレクター、ルミナスラック、メタルラック・・・同じようなモノが色々あるけど、どれがどう違うんだか・・・?」そんな風に思い悩んだ挙句、結局、ホームセンターで売ってた無名の同様の商品を買っていたりするもんです。そういう収納マンも、事務所にはホームエレクター、自宅にはルミナスラックとメタルラックの両方があったりするわけです。でもまぁ、色々調べてみると各社それぞれにラインアップが充実していて、「似て非なるもの」。この際だから徹底比較して、自分に合ったものを選びましょう!

検証1-製品概要


エレクター
エレクター
 この手のシェルフではパイオニア的な存在。1966年、米国インター・メトロ社からの輸入を開始し、現在では独自に改良が加えられ、日本国内で製造、エレクター株式会社が販売する。当初は店舗・食堂などプロユースだったが、ホームユースとして広がる。業務用としてはシェア1位。
ルミナスラック
ルミナスラック
 1994年、株式会社ドウシシャが販売を開始。現在は中国シンセンで製造。25mm、19mm、プリメージ、α(アルファ)など、この手の商品としては最大のラインアップを誇る。また業界トップシェアである(※1)。
メタルラック
メタルラック
 1995年頃から、アイリスオーヤマ株式会社が販売。中国製。テレビCMでもお馴染みなので、今や「メタルラック」はこの手の商品の代名詞にもなっている。棚板のサイズが5cm単位で選べるなど、バリエーションも豊富。また業界トップシェアでもある(※1)。
etc(その他)  ここでは、山善(YAMAZEN)のメタルシェルフやホームセンターでPB(プライベートブランド)で販売されているものなどを指す。他3社のものと比べると圧倒的に安い。セット物がほとんどだが、他社同様、バラ売りしているものもある。コーナン商事株式会社「LIFELEX(ライフレックス)」、DCMホールディングス(カーマ、ダイキ、ホーマック)、ケーヨーD2、カインズホーム、ニトリなど。実は大手メーカー製品と推定されるものも。

※1・・・シェアについては、各社で調査対象、調査手法、調査時期等が異なるため、あくまで各社のご回答を基に作成しました(2004年5月、メーカー聞き取り調査)。

検証2-ラインナップ


エレクター
エレクター
 ホームユースの「ホームエレクター」とプロユースの「スーパーエレクター」に大きく分かれる。もともと業務用なので、ホームエレクターのその性能は本物と言える。スーパーエレクターは業務用に適した強度(棚1段当りの耐荷重約250kg)、オプションを備え、ポールにSUS304ステンレスを使用、抗菌塗装が施されている。ただし、ホームエレクターとスーパーエレクターに互換性はない(一部除く)。
 一部を除いてセット物はほとんどなく、全ての部品を自分でチョイスするのが基本。ホワイト、クローム、ブラックの3色の定番カラーがあり、8色のカラーと25mm刻みでのサイズをイージーオーダーできるシステムもある(受注生産)。
  は、定番では幅450~1200mmで5サイズ、奥行300~600mmまで4サイズ用意されている。棚1段当りの耐荷重は100~135kg。棚全体では耐荷重約1000kg(自重含む)。木目調(メープル)やホワイトのウッドシェルフ や、パンチングシェルフ もある。また、コーナータイプ スライディングシェルフ 、いつでも棚を追加・移動できるアドオンタイプ もある。ポスト(柱) は300~1900mmまで10種類の長さがある。
 その他のオプションとしては、奥行の違う棚板を組み合わせられるフローティングジョイント 、棚の中を隠す専用のシェルフスクリーン 、洋服を掛けるスライドハンガー 、棚の空間を細かく区切るシェルフイン・シェルフ 透明のテーパー(留め具) などがある。基本的に「かゆいところに手の届く」独自のラインナップを持つと言える。
スーパーエレクター
↑スーパーエレクター
サイズ&カラーオーダーシステム
↑サイズ&カラーオーダーシステム
ルミナスラック
ルミナスラック
 ルミナスには以下の通り、様々なシリーズがある。
25mm:シリーズの基本タイプ。ポール径φ25mm、旧シリーズ名「レギュラー」タイプに当たり、棚1枚当りの耐荷重は250kg。
19mm:ポール径φ19mm、棚1枚当りの耐荷重150kg。幅がコンパクトな棚のみ。旧シリーズ名「ライト」。
12.7mm:ポール径φ12.7mm、棚1枚当りの耐荷重40~100kg。さらにコンパクト。旧シリーズ名「スーパーライト」「キッチン」。(生産中止)
38mm:ポール径φ38mm、棚1枚当りの耐荷重100~300kg。水槽用とTVラックの2シリーズ。(生産中止)
プリメージ:ポール径φ25mm、棚1枚当りの耐荷重は250kg。ネット限定商品で、通常のルミナスラック25mmより安い。
フローラル:ポール径φ19mm、棚1枚当りの耐荷重80kg。ピンク、グリーン、ブルー、マロン、ブラウンの5色。
α(アルファ):「プラス」「S40」(ともに廃番)の後継品。奥行がプラスよりも浅く、価格も少しリーズナブル。
 セット物主体だが、オプションパーツも豊富。
 棚は25mm(旧レギュラー)で幅460~1825mm、奥行460~915mmまでと、巨大なモノがある。ポールは165~2435mmと、こちらも種類が多い。ただし全てに於いて旧シリーズと現在のシリーズでは微妙に表示寸法が異なるので要注意。棚全体での耐荷重はキャスター付きで約300kg。
 オプションとしては、木製(MDF)シェルフフェイクレザーシートコの字バーADD後付け突っ張りポール傾斜ハンガーなど、こちらも種類が多い。革新的なパーツやシリーズが出ることが多く、面白い。
ルミナスアルファ
↑ルミナスアルファ
メタルラック
メタルラック
 アイリスオーヤマでは、ポール径φ25mmのメタルラック とポール経φ19mmのメタルミニ の2シリーズが基本。加えてメタルスリム という隙間用もある。耐荷重は棚1枚当りメタルラック100~250kg、メタルラックミニ50~75kg。棚全体での耐荷重は組み合わせによって異なる。
 棚板 はメタルラックで幅460~1800mm、奥行360~910mmで、基本的に幅50mm単位でバリエーションがある。ポール は470~2400mmまで22種類。サイズが豊富なので空間に合わせてチョイスしやすい。
 オプションのバリエーションは、ルミナスと同様のモノが多い。以前は組立家具さながらに様々なシーンを想定したセット物が豊富にラインナップされていたが、最近はルミナス同様、ベーシックなセットにオプションを組み合わせるという形に戻りつつある(とは言えセット物はまだまだある模様)。ほか、特徴的なオプションとしては、サイドに取り付けるバスケット 棚下バスケット マガジンラック などもある。
 また、メタルミニと同規格で10色のカラーバリエーションを持つセット品カラーメタルラック 、ディズニーキャラクターなどを採用したキャラクターメタルラック もある。
メタルラックキッチンセット
↑メタルラックキッチンセット
カラーメタルラック
↑カラーメタルラック
etc(その他)  基本はセット物で、幅900mm、奥行450mm、高さ1800mmで棚板5段のものを中心に、数タイプ用意されていることが多いが、基本的に他社製品との互換性がないので、「追加でもう一台」と思ったときに、他社製品と並べると高さや奥行、デザインが微妙に異なってしまう(互換性のある場合もある)。また、棚の追加などが出来ないので、将来性の面でフレキシブルではない(PBでオプションが充実しているものもあるがラインナップは流動的)。
 中国など海外で生産されており、品質管理もあまり良くない。どこかでぶつけて棚そのものが変形していることもある。
 他方でここ最近は大手メーカーが販売店のブランドでほぼ同一の商品を販売しており、オプション品がそのまま流用できることもある。

検証3-価格


エレクター
エレクター
 すべてオープン価格。信頼の高い店にしか並んでいないので、販売価格はいわゆる定価~1割引程度がほとんどだが、3割引で買えるところもある。いわばスチールシェルフのブランド品。セット品がないので単品を組み合わせて買った場合、幅900奥行450高さ1900mm棚5段(キャスター無し)で23,000~33,000円(税込)程度。
ルミナスラック
ルミナスラック
 すべてオープン価格。ホームセンターでの展開数が多いので購入しやすい。セットで買った場合、幅915奥行460高さ1795mm棚5段(キャスター付き)で8,680~12,200円(税込)程度。ルミナス・クラブ・ショップで購入する場合はまとめ買いでお得になるので、よく利用します。
メタルラック
メタルラック
 すべてオープン価格。こちらもホームセンターで展開しているお店がまあまあ多いので購入しやすい。メタルラックをセットで買った場合、幅910奥行460高さ1785mm棚5段で8,800~12,950円(税込)程度。
etc(その他)  おそらく定価はないが、セットで買った場合、幅900奥行450高さ1800mm棚5段で特売で4,000程度~10,000円程度。同様のメーカー品と比べると、大抵安い。

検証4-インテリア性


エレクター
エレクター
 定番カラー3色のほか、レッドなど他にも選べる色があり、ウッド棚2色やパンチング棚もあることから、インテリア性は高いといえる。専用のシェルフスクリーンや、モジュールボックス、スケルトンテーパーなど、細部にこだわりが感じられる。
ルミナスラック
ルミナスラック
 フェイクレザーの棚板用シート、帆布ボックスなどがオプションに加えられており、インテリア性への配慮が感じられる。
メタルラック
メタルラック
 棚の幅が50mm単位で選べるので、他の家具などに合わせてインテリアのレイアウトがしやすい。ポール径19mmのセット品カラーメタルラック もあり。
etc(その他)  価格が安いので、他のインテリア用品に予算が配分できる。商品そのものには特にインテリア性はない。

検証5-機能性


エレクター
エレクター
 SUS430ステンレスのポスト(柱)、防錆加工、線材の切断面の面取り加工など、安全性や強度面において、絶対の自信をうかがわせる。サイズオーダーも可能。
ルミナスラック
ルミナスラック
 防錆加工を施し、旧「キッチン」シリーズでは棚に柵をつけるなど、細部まで使いやすく設計されている。オプションやシリーズが豊富で、将来の組み換えにも安心。
メタルラック
メタルラック
 棚の幅が選べるので、レイアウトが容易。また、シチュエーションに合わせたセット品を提案・販売しているので、初めての人でも機能的に使いやすい。
etc(その他)  必要最低限の機能のみ備えている。使いようも極めてシンプル。

収納マンの感想

 独断と偏見も多少入っていたかもしれませんが、様々な検証を踏まえた結果、どれが一番というのは、とてもじゃないけど無理ですね。さすが各社ともしのぎを削っているだけあって、それぞれに良い独自性が出されています。この先、どのように各社の勢力が別れていくか分かりませんが、少なくとも現時点においては、どれをとっても、将来様々な生活シーンに応えてくれそうです。
 ただし、インターネットなら安く買えるのはほぼ間違いないですが、実店舗でも、近くのお店で扱っているシリーズでまとめるのが無難だと思います。一般に、エレクターは家具屋さん、ルミナスラックやメタルラックはホームセンターに多いですね(ホームセンターの系列によって、ルミナスラックかメタルラックのどちらかだけ置いている場合が多いです)。ちなみに、サイズ違いの棚板などパーツ類は、お店に置いていない場合が多いので、ネットショップも上手く使いこなせばなお良いですね。あと、スチールワイヤーシェルフは相当重いので、ネットで買うとすごく楽できます。
 ご自分のニーズに合わせて、お気に入りのシリーズを選びましょう!

※シーベックスではこれらの商品の販売は行っておりません。各社製品へのお問い合わせは下記まで。


<ホームエレクター>エレクター株式会社
  TEL 0120-707-532
  メーカーオフィシャル :http://www.erecta.co.jp/

<ルミナス>株式会社ドウシシャ
  TEL (東京)03-3474-6889 (大阪)06-6568-8811
  メーカーオフィシャル :http://www.doshisha.co.jp
  販売(ルミナスクラブショップ):http://www.luminous-club.com/

<メタルラック>アイリスオーヤマ株式会社
  TEL 0120-211-299(アイリスプラザ)
  メーカーオフィシャル :http://www.irisohyama.co.jp
  販売(アイリスプラザ):http://www.irisplaza.co.jp


☆今回の企画趣旨をご理解いただき、またご尽力いただきましたメーカー様、ありがとうございました。

※2004/05作成、2011/03一部更新


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