収納マンが行く!

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収納マンが行く!第5話 京の秘境「リビング編」

スチールラック
↑スチールラック
日はリビングと2階の寝室の片付け。とは言っても、寝室はリビングから書棚をどけるため、書棚を置く場所を作って置いてやるのがメインの作業。というわけで、まず使っていない2階のベッドを畳み、書棚の中身を2階に移動。この書棚の中身というのは、普段使っていないビデオテープがほとんどで、あとは読み終えた本の数々。ビデオテープはご主人の希望で、1階にとどまることになったが、読み終えた本はリビングに置いておいてもしょうがないので、2階に移動することになったのだ。で、書棚をどけた場所に何を置くのかというと、主にお子様二人のモノ。

ビングが片付かない原因。それは決してAさんがズボラだからではなく、お子さんたちが帰ってくると、服を脱ぎ散らかし、カバンを放り投げ、勉強道具その他諸々を散らかすからだったワケです。Aさんから色々聞いてみると、子供の勉強道具はテレビ台の一部に入れ、服やカバンは2階に持っていくしかなく、ほとんど1階で生活するスタイルにマッチしていないので、使っていない場所を排除して、子供さんが楽に片付けられるような収納を考えたワケです。

スチールラックと両面ハッチ
↑スチールラックと両面ハッチ
こで選んだものはスチールラック。某ホームセンターで特価で980円でした。これに手を加えて、子供さんが手の届く高さにポールハンガーを取り付け、その下はランドセルや勉強道具置きとし、上はビデオテープの収納にしました。一見、ビデオテープが取り出しにくくなったように思われますが、全くその通り。普段使わないものは取り出しにくい場所に、そして必要のあるものをとにかく使いやすくするのが収納のコツ、それを実践しているワケです。とは言っても、ビデオテープは半透明のケースに収まっているので、ケースごと引き出せばタイトルが分かるようになっています。スチールラックの奥行きは45cmで、これは子供服の肩幅に合わせたので、正面から見てビデオテープを並べると非常に出し入れしにくいんですね。だからケースを利用しました。

チールラックの背面には、またまた登場、プラスティックダンボールを結束バンドで留めます。塗装ベニヤなんかでもいいんですが、加工性とコストでこちらのほうが良いと判断しました。

いうわけで、無事完了!お子様方も気に入ってくれたようだし、あとはこれで片付けてくれればOKなわけですが、大人と違ってなかなか親の思う通りにはやってくれないものです。無事を祈りつつ、清算を済ませて帰ろうとすると、お嬢ちゃんがつたない字で「ありがとう」と書いた紙をくれました。それは数ヶ月たった今もちゃんと大切に持っています。お金をいただくのも大事ですが、やっぱりお客様やご家族が喜んでくれるのが本当にうれしいですね!

かな笑顔に送られて、夜風が肌寒くなり始めた京都を後に、また次の御宅に収納マンは行く!

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