収納マンが行く!

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大人気メルマガ「プロが教える!目からウロコの収納術」から飛び出した、
片づけ界のスーパーヒーロー「収納マン」の活動記!

収納マンが行く!第8話「モノのジャングルをさまよう」<前編>

々に収納マンの活躍が見れる今回は、大阪府泉大津市のある新しいマンションの片付けです。納戸状態のお部屋を子供部屋にしたい、という依頼の奥様に、早速お部屋を拝見させていただくと・・・どうやって中に入るのか、困ってしまう状態。確かに、手が付けられない、というのは分かります。実際にコレが自分の家だったら、さすがの収納マンも収納のプロを呼びたくなるでしょうf(^_^;)

部屋の入り口から見た様子
↑部屋の入り口から見た様子

部屋入って左側
↑部屋入って左側

クローゼットの中
↑クローゼットの中
はいえ、そうも言ってられないので、とにかく無理矢理中に入ると、圧迫感が強いというよりは、まさにジャングル状態!既に他の部屋にも廊下にも、その魔の手が伸びつつある状態なので、とりあえず大きなものだけ外に出し、決死の覚悟で中に足を踏み入れ、発掘(?)を試みる。


節物をはじめとする生活用品や、折り重なった婦人服、子供服、オモチャ類は分かるが、大量に積み上げられた段ボール箱の中身は不明。奥様に聞いてみると、趣味で集めたキャラクターグッズだとか。1つ1つ聞いていっても、やっぱりキャラクターグッズ・・・・ざっと20箱以上はあるだろう。なんでそんなに多いのか聞いてみると、自分で使うためのものと、観賞用と、プレミアが付いたときに売るためのものと、全て3つずつあるらしい。しかも、困ったことに、並べて飾りたいけど、そうすると部屋に圧迫感が出る、できればシンプルですっきりした部屋にしたいので、リビングに並べるのはダメだとか。寝室ほか、他に自分の部屋もないので、これは飾るのをあきらめてもらうしかない。しかも、この部屋もゆくゆく子供部屋にして、学習机を2台並べないといけないし、オモチャや子供の服もあるので、この大量のキャラクターグッズは、ご自分でネットオークションで処分してもらうことになった(とにかく元を取りたいらしい)。
部屋入って奥
↑部屋入って奥
部屋入って右側
↑部屋入って右側

にかくモノに手をつけないことには始まらないので、全ての箱や衣装ケースの中身を確認しながら、キャラクターグッズはキャラクターグッズで、洋服は洋服で・・・という具合に、品群ごとにまとめていくことにした。作業が進むにつれて、グチャグチャに並べられていた(?)モノの山の状態から、整然と箱が積み上げられていく。このようにモノを確認していくと、そこに住んでいる人の趣味や仕事などが、話を聞かなくても分かることが多いのだが、新品の洋服が多いので、思わず「洋服屋さんですか?」と聞くと、答えはノー。本人曰く、「ほとんどストレスで衝動買いしたようなもの」らしい・・・。家が片付かないから洋服を衝動買いし、洋服がたくさんあるからまた片付かなくなる・・・という悪循環。友達に頼んで片付けを手伝ってもらったら、その友人は仕舞いに怒るだろうなぁ・・・なんて思いながらも、モノを買うときに片付けのことを考えて、買うときにストレスを感じるようにアドバイス。また、新品でも2年間着ていなければ処分する、など処分する基準を明確にしていく。この部屋を子供部屋にしようと思ったら、ほとんどモノがない状態にしないといけないので、処分の基準は、かなり厳格だ。

んだかんだ言いながらも、品群別にモノをまとめていくだけで、なんとか通路が確保できる状態になった。生活用品その他は次に来たときに片付けていくとして、洋服は処分基準だけアドバイスして、奥様自身で次回までに分類しておいてもらうことに。しかし次回、収納マンも経験したことのない、驚きの展開が!!

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