収納マンが行く！第９話「モノのジャングルをさまよう」＜後編＞（開かずの間の納戸状態）

「今日も元気だ、片付け日和☆」、「奥さん、ちゃんと自分の服の分類してくれてるかな～？」なんて思いながら、例のジャングル的なお部屋にお邪魔すると、一旦は戦国時代ぐらいまで進化した部屋が、また白亜紀に戻っていた！？

その理由を奥様に聞いてみると、「色々と洋服の分類のコツを聞いて片付けようと思って段ボール箱をひっくり返したものの、あまりの服の多さに愕然として、一気にヤル気がなくなってそのままなんです・・・」とのこと。一瞬、収納マンもヤル気を失いそうになるも、ここは奮起して、一緒に地道に洋服を片付けていくことに。

洋服の分別は、まさに自分との戦いだ。いくらアドバイスを受けたからといって、なかなか気持ちを鬼にして処分できない。「２年間着ていないものは処分する」という簡単な基準でも、「これは新品だから」とか「また普段着にできるし」などと判断の甘さが出てきてしまう。ただでさえモノが多いので、ここは収納マンも心を鬼にしてひたすら分別を進めた。その結果、なんとか明治時代ぐらいには進化させることが出来たが、まだまだ近代世界には程遠い。なぜなら、キャラクターグッズが大量にあるから・・・

これらキャラクターグッズをどうするか？これが一番の問題だ。奥様曰く「元は取りたい」ということで、なんとかネットオークションで地道に売りたいらしいが、昨今の売れ行きを考えると、１０年経っても半分にもならない勢い。またまた収納マンは心を鬼にして、リサイクルショップで売却することを提案。奥様も渋々承諾して、値段が付きそうなものを除いて、後日リサイクルショップに持ち込むことになった。

↑部屋の入り口から見た様子 ↑部屋入って左側 ↑クローゼットの中

値段が付きそうなものは別ルートで奥様が売却することになったが、残りはリサイクルショップへ。その数、ダンボール約４箱分以上。見積りが終わるのを待つこと約３０分、売却益は４０００円あまり。季節外れの冬物婦人服と少々くたびれた子供服は値段が付かなかったことが誤算だったが、奥様もそれで何とか承諾し、多少はモノを減らすことが出来た。 再び部屋に戻り、化粧品や雑貨を分類する。ここからは新入アシスタントのオリエが大活躍！収納マンも化粧品の販売をしていたことがあったので、そのへんのことはよく分かっているのだが、やっぱり女性同士でやったほうが話は早い。結果、オリエは戦利品として、ほとんど使ってないけど使わないような化粧品をもらうことに。奥様も気持ちよくモノを減らすことが出来て一石二鳥！ で、片付いた様子が左と下の写真。はじめてまともに床が見えました。それでもたくさんあるダンボールは、ほとんどがこれから別ルートで一気に処分する予定のキャラクターグッズたち。これが片付けば完璧、いつでも子供部屋に出来る状態です。今回は本当に色々と大変でしたが、お子様の満面の笑みが最高の報酬でした☆

↑部屋入って奥	↑部屋入って右側